みなさま、初めまして！
この度、ブログをはじめましたへっぽこカップルのオトコです

相方はキャンプ数回のピヨピヨキャンパー、自分は殆ど経験のないド素人。
そんな自分が周囲に影響され、【普通】のキャンプをする事になりました。


むむ？【普通】とはなんぞや！？

趣味で山登りをしている自分にとって、７０リッターのザックに衣食住を全て積み込み、後は体力と気合いで夜を過ごす事がキャンプ的な物だと思っていました笑

登山道具なので、テントやシュラフ、さらには食事も
【如何に軽くするか】
【如何に容積を減らすか】
に命をかけていました。
重い物は敵、かさばる物も敵。
登山前に余計な物が見つかると仲間に笑顔で【仕分け(廃棄)】されるという。笑

そんな自分に、キャンプの概念を変える出来事が！

図らずも知り合いからキャンプのお誘いを受け、北アルプスで鍛えた野営能力を発揮せんとし、意気揚々とキャンプ道具(山道具)をザックに放り込みまくりました。

このザックに自分が数日間生活するだけの全てが詰まってるぜ！
俺は生き延びて見せるっ！

もはや、キャンプに行くのか僻地にサバイバルに行くのかよく分からない精神状態。
でも少し興奮。


さて、キャンプ当日。

パンパンに膨れあがったザック(移動式我が家)を背負い、キャンプ場に向かいます。
道中も心穏やかではありません。

水場は近くかつ、トイレから離れた場所に陣を取り、風向、地形を考慮して即座にテントを張るべし！！
これは戦いだ！
北アルプスのテン場で戦いに敗れ、寝返りうったら死にまーすみたいな場所しか残されてなかったあの日を繰り返してはならぬ！
これは訓練ではないっ！！

頭の中で想定訓練を重ねながらキャンプ場に到着。
そこへナイスタイミングで知り合いも到着し合流する事に成功！

なんか、車バカでかいんですけど・・
しかもそんな車に人全然乗ってないんですけど・・

どういうこっちゃ？？

そんな疑問はさておき、自分はとにかく最高のポジションにテントを張るという重要なミッションをクリアせねばなりませぬ。

あれ？何処も平地でベストポジションあり過ぎるんですが？

「あ、この区画が自分達のサイトだから好きに使っていいよ！」

Σ（・□・；）ま、まじっすか？

「洗い場はそこで、トイレはそこね。この区画貸し切ってるから使いたいように使ってね！」

（；゜０゜）なんですとー！

至れり尽くせりじゃないですか！！


争奪戦がないと分かると、ホッとしつつと少し残念な気持ちに。笑
いそいそと我が家を１０分程度で作り上げ、まったりタイムを満喫しようとすると知り合いから声が掛かりました。


「おーい！こっちのテント張るの手伝ってー！」

えー、テントぐらい自分で張りなよー（・3・）ブーブー

取り敢えず駆け付けてみると、目を疑うような光景が！！！


テントでっかーーー！
要塞じゃないですか、これは！！

椅子！テーブル！？
タープ！

はぁぁぁぁーん！？
全部ずっしり重いっ！！

ダッチオーブン！？

なんなんだね、この鉄の塊は！
この重量、山だったら死んでるよ！！
いいの？こんなに重くていいの？
すっごい嵩張ってるけどいいの！！？

若干の脚色はありますが、この時の衝撃と茫然自失たるや、ビデオの録画を頼まれたチンパンジーの如し。

そして、テーブルと椅子の快適さ、ダッチオーブンで作ったローストチキンの最強な美味さに心を完全に奪われました。

自分の思ってたキャンプと違う…(°_°)
最高に楽しい！！

焚き火を囲んで、しっかりしたチェアに座りお酒を飲む。
程なくすればダッチオーブンからほっかほかのローストチキンが飛び出し、でっかいランタンはみんなを照らす。
タープの下ではおつまみを作り、これからの夜を一層楽しみにしてくれる。

はぁーーー。
キャンプ最高ですね！！

これから少しずつ道具を揃えて、快適なカップルキャンプをしたいと思います(^o^)/
へっぽこな２人ですが、温かく見守っていただけたら嬉しく思います。